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“ヒゲダン”新曲に『シュタインズ・ゲート』要素?「世界線」だけじゃない!関連ワード含むヒット曲あり

「Pretender」だけでなく、隠された『シュタゲ』要素があるかも?

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“ヒゲダン”新曲に『シュタインズ・ゲート』要素?「世界線」だけじゃない!関連ワード含むヒット曲あり
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人気バンド「Official髭男dism」の最新楽曲に、またも『シュタインズ・ゲート』から着想を得たと思わしき要素が含まれると話題を呼んでいます。

ヒゲダンの愛称で親しまれるOfficial髭男dismは、山陰発の4人組バンド。キャッチーなフレーズ「グッパイ」で一世を風靡し紅白歌合戦でも歌唱された「Pretender」や、アニメ「SPY×FAMILY」主題歌「ミックスナッツ」など次々とヒット曲を連発しています。

そんなヒゲダンの最新楽曲は、報道番組「news zero」のテーマ曲「日常」。「耳にしたときに深呼吸ができるような楽曲に」という思いが込められたというこの曲には、『シュタゲ』のコアなファンであればピンとくる「ホメオスタシス」というワードが含まれているのです。

画像はゲーム版『シュタインズ・ゲート』

ホメオスタシスは、アニメ版『シュタインズ・ゲート』第9話のタイトル「夢幻のホメオスタシス」に採用されているワードであり、恒常的という意味を持つ生物学用語です。アニメのエピソードもどちらかというといわゆる“日常回”であり、変化に対して元あった日常に戻ろうとする性質を表す言葉の意味も相まって、新曲のテーマにピッタリと言えるでしょう。

また、2021年に発売されたアルバム「Editorial」のリード曲である「アポトーシス」は、同じくアニメ版のサブタイトルやゲーム版のチャプタータイトルとして採用されているワードです(なお、この2つのワードが全く意図せず偶発的なものである可能性もある)。

未来を憂い賛美するような言葉たちと、藤原聡さんの美しい声が神秘的に融合した「アポトーシス」はバンドのなかでも特にエモーショナルな一曲。

ヒゲダンファンでなくても一度は耳にしたであろう「Pretender」について、作詞作曲を手掛けるボーカル/キーボードの藤原聡(ふじはら さとし)さんは、メディアインタビューの中で作品のファンであることを公言しています。発売前には、ヒロインのひとりである椎名まゆりお決まりのフレーズをツイートするほど。

実際に歌詞のなかには『シュタインズ・ゲート』の世界設定のひとつである“世界線”というワードが用いられ、ジャケットには作中において世界線の変動を示すダイバージェンスメーター(ニキシー管)がモチーフとなっています。

現在「日常」は「news zero」内で聞くことができます。配信情報などは本稿執筆時点で発表されていません。

なお、藤原聡さんは現在声帯ポリープを発症し一時療養中。また一緒にグッドミュージックを共有できるその日まで、その歌詞と言葉、メロディが持つ意味と『シュタインズ・ゲート』の背景を照らし合わせながら聞いてみると、また新たな発見や感情が見つかるかもしれません。


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《Okano》

「最高の妥協点で会おう」 Okano

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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